
2021年06月29日
「私はダニエル・ブレイク」を見て

先日、映画「私はダニエル・ブレイク」を見ました。
(「私はダニエル・ブレイク」はこんな話です。
「イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く
59歳のダニエル・ブレイクは、
心臓の病を患い医者から仕事を止められる。
国の援助を受けようとするが、
複雑な制度が立ちふさがり
必要な援助を受けることが出来ない。
悪戦苦闘するダニエルだったが、
シングルマザーのケイティと
二人の子供の家族を助けたことから、
交流が生まれる。
貧しいなかでも、寄り添い合い
絆を深めていくダニエルとケイティたち。
しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。」
公式HPより)
ケン・ローチ監督の作品は、見るとすごく辛くなってしまって、
見続けることが難しかったりもしたのですが、
今回は、出てくる人たちの思いやりがとても温かくて、
ユーモアもあって(辛いところも沢山ですが)
涙しながらも最後まで見ました。
あらゆる公的組織がアウトソーシングされていて、
必要な人に必要な給付や補助を、ではなく、
できる限り公的給付しないことが
良いこととされてしまっている。
これはイギリスの話ですが、
日本でも同じようなことがきっと起きていると思います。
制度や法の改善が必要だと思います。
今の日本は、改善とは逆の動きが進んでいると思います。
そして、それに対して、別の流れを作ろうとしても
そこまでの気力が持てない
自信を無くさせられている人がとても多いと思います。
私は、タロットカードを通じて、
その人本来の尊厳や自信を回復する手助けがしたいんだと
改めて思いました
Posted by oka: at 14:22│Comments(0)
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